《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-67-
人は誰でもが、
何かの、
誰かの役に立つために生まれてきている。
心の折れやすい人というのは、
その基本的な原理原則が理解できないから、
どうしてもそんな気持ちを表に出そうとする。
口癖は、
「世の為!人の為!」
「仲間のために!会社のために!お客様のために!」
「思いを伝えよう!」
「相手の気持ちを汲み取ろう!」
どれもこれも耳触りはよいがすべて”相手軸”。
”相手軸”で行動するから、
その行動結果が気になる。
『こちらはこんなに相手のことを思ってやっているのに!』
『私はあの人の役に立とうとしているのに・・・』
いわゆる”やってやった感”が強くなっていく。
結果、
それが自分の思い描く通りにならないと、
「私はやってやっているのに・・・」と、
結果として相手に指先を向けることになり、
やがて、
それが自分自身にはストレスとなって返ってくる。
”為”・・・・これに人偏を付けると「偽り」。
言葉とはよくできている。
”相手軸”ではなく、
思考も行動も常に「自分軸」で。
自分の行動に責任をもって、
自責で取組み、
自省で振り返り、
自制で煩悩を制御していく。
これが人間社会での「真のお役立ち」なのである。