第3,329号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-63-

 

月間売上高の世界記録を記録した月。
後から考えれば、
グランドオープンの月ですから、
特別なことをしなくても、
小学生が店長やってもまず売上げは伸びる。
もちろん忙しい日々が続く中、
私も含め、
全ての従業員がヘトヘトになるまで、
毎日の”作業”に取組んだ。
これはこれで素晴らしいことではあったけれど、
それはどれもこれも”作業レベル”でしかなかった。
問題なのは、
その目に映る忙しさ、
耳に入る雑踏の中での落ち着く暇もない忙しさ。
結局はそんな”現象”に振り回されていただけで、
ほとんど”作業”以外の「仕事」とは向き合えずにいた。

それを教えられたのは・・・
奇しくも、
その世界記録のお祝いのために伺った
フロリダのタンパでのパティーだった。
本部の副社長から、
『Mr.NEGIはこの記録を作るために何をやったの?
私はそれをぜひ見てみたい』
『”見てみたい!”っていわれたって・・・・、もう終わってしまったことだし・・・・』
英語も満足に話せない私は、
余計にしどろもどろになったのを覚えている。

そう!
”作業”は目の前の状況を変えるためだけに行う行動。
「仕事」とはそのために具体的にどう取り組み、
何がどのくらい活かしたのか?
何がどういう理由で不要だったのか?
可能な限り”数値”で表現して記録に残し、
時間が経過しても、
その取組みに関する分析検証を可能にして、
後に続けることだ。

これはMcの店長時代に、
耳にタコができるほど叩き込まれたのに、
目の前の忙しにかまけて、
全くそれをやっていなかった私。
大きな落ち込みと共に、
かけがえのない”気付き”をもらえた瞬間だった。
この仕事への向き合い方は、
未だに変わることなく、
そしてそれが私を支えてくれている。

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