《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな！」－40－

Mcには店舗運営の基本理念として「Ｑ・Ｓ・Ｃ」というのがあった（今もおそらく健在だろう）。
これは店舗運営上の大黒柱のようなもので、
「Ｑ」は”クオリティー（品質）”のことだが、
旨い不味いといった嗜好的なものではない。
誰がいつ作っても、
量、温度、時間、形状が一定であることという意味。
「Ｓ」は”サービス（接客）”だが、
これも表面的な笑顔とかではなく、
オペレーションに取組む姿勢そのものが問われた。
最後の「Ｃ」は”クレンリネス（清潔）”という意味だが、
お店の清掃状況はもとより、
何よりも、
食べ物を提供する企業として「安全・衛生」が最優先とされた。

私は、
売上が下がった時、
目の前のその状況（現象）からだけの脱却を考え、
この基本姿勢をすっかり忘れていたのである。

ビジネスというのは、
他店よりお客を集めて、
売上を上げ、
利益を上げれて優勝劣敗であることではない。
いつも言っているけど、
ビジネス（仕事）とは「武道」そのもの。
自分の基本的な取組み姿勢が問われるもの。

目の前がマイナス要素でいっぱいになったら、
まずは「基本」に戻ることだ。
「基本」とは・・・・つまりは、
与えたられた条件の中で最善の努力を惜しまず、
いま”やれること”に無我夢中で取組む。
そこから必ず、
脱却の糸口は見えてくる。