《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-19-
両手に手荷物をもって競争する選手のように、
『目指すはレースに勝ってナンバー1になることだ!』
そう心に刻み込みながらレースに挑んでいく選手が、
スタートして間もなく、
足元のシューズの靴紐がほどけているのに気付き、
『やばい!このままでは負けてしまう!』
『どうしよう?どうしよう?・・・”まっ!いいか!”』と、
そのまま走り続ける選手。
この姿が”ポジティブ”と映るようなら、
あなたはかなり思い込み病が重症といえる。
もしレースの途中で靴紐がほどけたら、
いったん、
両手に持っている荷物はそこにおいて、
まずは、
靴紐をしっかりと結びなおすことだ。
もちろん、
そうこうしている間に、
他の選手は自分の脇をどんどんと通りすぎていく。
でも、
そんな”出来事(現象)”に振り回されたら、
ますますドツボにはまっていくだけ。
仕事に取組む姿勢も同じだ。
”お客様のために!”に取組むのではなく、
自分自身の取組む姿勢を、
お客様がどう受け止めてくれるかということ。
この目的を誤ると、
自分自身が取る行動姿勢は、
全てが”手段”へと変わっていき、
手段となった行動は「演技」しか生み出さなくなっていく。