第3,276号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-12-

 

”折れない心”を作り上げていくには、
まず、
自分の「気持ち(感情)」に敏感になることだ。
人の感情には大きく4つに分けられる。
「喜怒哀楽」がそれである。
”喜”は「よろこび」。
”怒”は「いかり」。
”哀”は「かなしみ」。
”楽”は「たのしみ」であるが、
このうち”喜”と”楽”はプラス感情。
”怒”と”哀”はマイナス感情といえる。
つまり、
『嬉しい!』
『楽しい』
『ありがとう』といった感情を感じるほど、
私達の心にはプラスの要因素が生まれることになる。
逆に、
『大変だ!』
『無理だ!』
『難しい』
『ダメだ!』
『出来ない』とこういう系統の言葉を使うと、
感情は前に進むのとは真逆の方向に向きだす。

「心」とは科学的に言い換えるなら”脳”になる。
私達の前頭葉の脳細胞は、
一つ一つの形状や動きは同じだが、
各部位によって、
その密度や大きさが異なり、
歓喜・悲哀、興奮・抑制のパターンが
バーコードのように作られている。
目に入ったり耳に聞こえる情報が、
プラス思考の神経群にやってくると、
そのバーコードの周辺で、
『もっと知りたい!』
『やってみたい!』といった
前向きな本能を持ち合わせた細胞に引火し、
同期発火する仕組みになっている。

『面倒くさいなぁ~』と口から言葉を発するだけで、
最初の神経群で前向きな本能が固まる。
『あぁ~後でいいか』と続けて口にするだけで、
前頭葉に二重の鎖が巻き付くように、
”やる気”という細胞を刺激しなくなり、
最後には『出来ないや!』と、
やっていないことを思い込みで決めつけるようになる。
こうなると、
”自己報酬神経群(情報が”脳が考える仕組み”に向かっていく際の通路といえる部分で、その名のとおり”ご褒美”が与えられるかどうかによって働きが変わる)”。
これをがんじがらめにしてその活動を止めてしまう。

”脳へのご褒美”とは、
「自分がやろうとしたことを達成すること」であるから、
達成感という感情を全く味わえなくなっていく。

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