第3,269号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-5-

 

”他人の目線を気にする人”は「自己肯定感」が低い。
人の魅力というか価値というのも、
これまた千差万別で人それぞれだ。
自分ではこれが魅力と思っていても、
他人から見ると逆の場合もある。
”魅力・価値”というものは、
その人だけにしかないもの。
誰かと比べて、
上だとか下だとかで測るものではない。
”その人だけにしかないもの”
つまり、
人それぞれに異なるということ。
言い換えるなら、
誰だって、
その人の”魅力・価値”を備えているといえる。

島国文化という我が国特有のものかもしれないが、
相手の立場に立ってとか、
相手の気持ちに心を寄せてとか、
こういう言葉が独り歩きするように、
表面的に”相手目線”で物事をとらえることが
美徳のように思い込んでいる人も多くいるが、
そういう姿勢は”魅力や価値”には値しない。
仏性セミナーで、
「他人様のため、世のためになるような人間になるには、
常に目線は自分に向けて行動しなさい」と教えられたが、
どうもこれを身勝手、自己中と勘違いしている人が多くいる。
人生を生きる上で最も大切なことは”自分目線”。
自己を常に見つめながら、
足元をしっかりと一歩一歩生きていくこと。
だから仏教の世界に生きる僧侶は、
一人籠って、
気の遠くなるような長い年月、
自分と向き合い、
自己を見つめ直す修業が課せられているという。

自分と向き合い、
自己を見つめ直しながら、
一歩一歩積み重ねていく以外に、
「自己肯定感」を高めることは難しい。

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