《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「新入社員に贈るシリーズ・〈人間関係編〉」 -16-
セミナーなどでいつもいっているけど、
”関係”と「関係性」は全くの別物。
”関係”というのはすぐに手に入る。
何かの集まりで出逢えば、
その相手とはその時点で”関係”はつなげたことになる。
でもそれは「関係性」を結べたことにはならない。
時々、
”関係”だけの相手を見据えて、
絆とか、
仲間とかを軽く使う人がいるが、
そういう人には恐らく「関係性」を結べた相手は少ない。
単なる”関係”から「関係性」へと積み上げていくには、
まずは自分自身と向き合うことだ。
簡単にいうなら、
「自分はやれることやっているか?」ということ。
社会に出ると、
自分の”関係範囲”は一気に広がっていくが、
「関係性」を積み上げられる数はそう多くはできない。
それは、
「関係性」とは自分だけのではなく”相手”の存在があるから。
いくら自分自身が、
やるべきことをやっていても、
相手がそうでなければ「関係性」はなし崩しになっていく。
そういう相手は無理に追いかけないことだ。
そういう相手は、
そういうレベルの人達の中で「関係性」と思い込んだ”関係”を楽しめば良い。
”他人は他人 自分は自分”なのだから、
あくまでも目線は「自分」において向き合うこと。
そしてその相手を選択する時に、
これだけはやってはならない。
それは・・・・
自分の損得だけで相手を選ばないこと。