第3,210号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生はなんでも”無我夢中”で取組む奴が勝ち!」 -34-

 

新入社員のフォローアップ研修をすると、
時々、
『半年経過したんですが・・・自分はこういうことがやりたくてこの会社に入社したんじゃないんですよねぇ~・・・』と、
もぞもぞと不満とも要望ともとれる発言をする人がいる。
新人の時こそ「無我夢中」が何よりも大切だ。
ほとんどは初めてのことばかりで、
手際よくスムースに取組めることなど少ない。
スムースに取組めないことは、
私達にとっては”面倒くさい”ことに早変わりしていく。

私もそうだった。
『面倒くさいなぁ~!』と感じた瞬間に、
”夢中”になって取組んでいる時とは裏腹に、
「量」と「スピード」が一気に低下しはじめる。
中には完全に止まってしまったものも多くあった。
そうしたものは何一つ、
今の私の身についてはいない。

”好きなことだから夢中になれる”のではない。
「無我夢中」で取組むからこそ”好きなこと”になる。
これが持ち間違っているとしたら、
”面倒くさくて嫌いなことだから夢中になれない”ということになってしまう。

頑張る必要などない。
無理をすることもない。
ただただ、「無我夢中」で”やれること”をやってみることだ。
必ず、”面倒くさいコト”が好きになれる可能が広がる。

人生は誰だってたった一度っきり。
丁度12時間前に義兄が黄泉の国に旅立った。
享年69歳という若さで・・・。
まだまだやりたいこともあったろう。
もっともっとトコトンやりたかったこともあったろう。
人生に後悔という二文字を少しでも減らして終わらすには、
今目の前のことにトコトン向き合うことだ。
好き嫌いや得手不得手で選択してたら、
あっという間に終末を迎えることになる。

明日はこのシリーズの最終回。

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