《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生はなんでも”無我夢中”で取組む奴が勝ち!」 -10-
義務教育の頃の成績の良し悪しも、
人の人生を創り上げていく上ではあまり関係がない。
特に主要5科目(算数、国語、英語、理科、社会)はそうだ。
基本的なことが理解していればそれで充分。
先日、
受講生から驚くような話を聞いた。
最近の小学生を持つお母さんの中には、
『塾の宿題とかやったの?
眠くなったら明日、学校で寝れば良いのだから、
今夜はしっかり塾の宿題やりなさいよ!』
こうお子さんにハッパをかけるそうである。
そして、
『塾の勉強さえしっかりやっておけば大丈夫なんだから!』と。
成績でも気にするのは主要5科目。
なぜ小学校や塾では主要5科目に力を入れるのか?
それは、
この5科目だけは努力が報われやすいから。
他の実技科目(音楽、体育、美術、技術など)は、
努力が報われにくいから。
言い換えるなら、
主要5科目は”秀才”の分野で、
他の4科目は”天才”の分野なのかもしれない。
算数や国語といわれる科目は、
相当な努力をすると、
誰でもがかなりの成績を上げられる可能性があるが、
他の4科目は、
努力とか訓練といったもので、
そうそう力をつけるのはかなり難しい。
私はいまだに♪が読めない。
つまりは”音痴”なのだが「音感」は異常に良いと判断された。
主要5科目で落ちこぼれても『さぼったな!』といわれるだけ。
でも他の4科目で落ちこぼれると『才能無し!』といわれる。
だから、
小・中学校の成績が悪いという人でも気にすることなどない。
それよりも、
他の4科目で秀でた才能は、
さまざまな場所、場面で必ず自分自身を救ってくれる。
勉強の本質というものはそういうところにあるかもしれない。