《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -17-
自分が受ける「重力方向」の二つ目は、
”地域や関係者、環境など”から受ける影響という「重力」。
最も強く表れるのは”生まれた国の文化”。
作法やしきたり、
習慣や生活基準といったものがこれ。
国の中でもそれぞれの地域によって細かく分けられるだろう。
よそ者を警戒する土地柄、
逆に開かれた土地柄、
暗黙の秩序に逆らうと村八分にされることもある地域。
しがらみの中に言いたいことも言えない環境。
これは何も地域だけのことではなく、
さらに小さな組織になると、
業界や会社もそうだろう。
休みの日でも、
会社の経営者や上司に、
自分の行動をチェックされ、
文句を言われるわけではないが、
なぜか自由感のない環境から受ける心理的な影響。
どれがいい悪いは別にして、
それぞれに浸透している特有の価値観や常識,習慣や慣例。
大切なことは、
国にせよ地域にせよ、
業界にせよ会社にせよ、
そこに身を置いていると、
永ければ永いほど、
私達は当たり前にあなっている前提を意識できず、
気付くことが困難になっているということ。
特に変化の激しい今の時代は、
こういうことに気付くのが遅れると、
常識や習慣、慣習といったものから逃れられずに、
時代の変化に対応する機会を失うことになる。