第3,103号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -46-

 

”代理”で出席させられた新製品プレゼン会議の席で、
その出来事は起きた。
ほぼ半年に一度、行われていたこの会議。
全社総勢26名の部長と、
自社取締役以上全役員が出席し、
さらにお取引先の役員さんがさんかする大きな会議で、
部長はいつも、
この会議の前になるとピリピリしていた。
この時は、
部長が急遽、海外外出張になり、
5日前に私が呼ばれ、
『悪いけど今度のp会議には君が”代理”で出てくれ!』
『あぁ~心配しなくていいよ。資料は全て揃えてあるから!』
そんなこと言われても、
出たことも無い会議で・・・・。
そのころの私は、
「原理原則」も知らなかったから、
思わず・・・・『えっ!私がですか?』と意味不明な質問をしたのを覚えている。
部長が『だって君は部長代理だろ!』・・・『ですよねぇ~』。
こんなつまらぬやり取りをして、
何とか逃れることだけを考えていたが、
もちろん無理なコト(笑。

部長が揃えてくれた資料には、
文字でびっしりと埋め尽くされたレポートが数百枚。
もう見ただけで嫌になった。
『これを全部丸暗記するのかぁ~?』
最初の晩は寝付けなかったのを覚えている。

でも一晩考えて、
『これは俺のテストだ!だったら好きにやらせてもらっても?』
そう思ったら、
翌日、
部長に直接、
『あのぉ~4日後の会議ですがぁ~。資料は解りました・・・。
内容させ変えなければ、
やり方は好きにやらせていただけますか?』
こう部長にお伺いを立てると・・・・、
海外出張の準備でそれどころではない部長は、
軽い口調で、
『あぁ~好きにやっていいよ!』
これで肩の荷の半分が下りた。
『俺は部長ではない。俺は俺だから、俺流に!』
そして、
いよいよ会議に赴いた。

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