- 《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-46-
昨日のブログでお話しした、
「価値」を伝えて、
他社との差別化を強め、
地域でも、
業界でも抜きんでた一番店を目指す。
こういうのを”一番化戦略”って呼ぶらしいが、
これって、
『他社はどうでもいい!
自分のところだけが良くなれば!』というような、
こんな戦略のように聞こえる。
これって、
ビジネスに対する根本的な”思い込み”をしている。
こういうのは、
もう40年ぐらい前のビジネス姿勢。
お店の前ののぼり旗や、
チラシやDMに、
もし、
地域一番とか、
地域一番の規模とか、
この店にしか無い差別化の醍醐味とか、
こういう”一番化戦略”の言葉があると、
『あぁ~ここの会社(お店)は
自分のとこだけ良ければいいんだぁ~。
そういう企業体質(企業の人柄)なんだぁ~』と、
見透かされるだけ。
孫子の兵法に「不敗」という言葉があるが、
これは、
勝ちでもなければ、
負けでもない状態のこと。
つまり、
競合と戦って、
たとえ連勝を重ねたとしたところで、
それは目先の”利”にすぎない。
長期戦になればなるほど、
組織は疲弊し、
士気は衰え、
そのうち財政危機に見舞われる。
そうなれば、
その隙を狙って他の競合が攻め込んでくるだけ。
簡単にいうとこんな意味。
自分だけ差別化をはかり、
他社を抜きんでて大儲けしようと考えず、
独自の魅力を創出して、
お客様に選んでいただくことが存続への近道。
”戦わないこと!これこそが最高の「戦略」”