《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-39-
先日、
山手線の中で、
どこぞの営業会社か?
上司と部下の関係のような男性2人。
どうも、
2月期の営業成績について言われているようだった。
『おまえ、あんな数字じゃしょうがねぇ~だろぉ~』
『・・・・はい・・・す・み・ま・せ・ん』
『朝電入れてんのか?』
『入れて・・・ま・す』
『それに・・・メールも・・・』
『何いっても”結果”なんだよ”結果”。
もっと”結果”にこだわれよ!
”結果”にこだわねぇ~から中途半端になるんだよ!』
ドアのところに立って、
背後から聞こえてくるこの言葉に、
『これじゃぁ~部下は育たないな』と、
心の中で強く感じながら聞き入ってしまった。
この上司と思しき男性。
40代後半だろうか?
でも、
考え方は全く時代遅れだ。
私だって、
「結果にこだわらないから中途半端になる!」
こんな原理原則と真逆のことは口にしない。
”結果”というのは、
その前に、
その現象を生み出すステップが絶対に存在している。
意識すべきは、
”結果”ではなくて、
その前に存在するステップの一段一段なのである。
ここに全神経を集中させて、
真剣に取り組んでいけば、
必然的にその後から”結果”というものがついてくる。
伸びない企業は、
やっていることの先にある”結果”を追い求める。
伸びている企業は、
やっていることをビジュアルに明確に可視化し、
次のステップにつなげることを追い求めていく。
何事も”ローマは一日にして成らず!”だ。