第2,950号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -70ー

 

私達は、
誰だって欠点だらけの不完全な生き物だ。
いつもいっているように、
問題の無い人間など存在しない。
私はそんな”欠点”を直せとは言わない。
永い人生の経験や体験の中から、
良いも悪いも築きあげられてきたものは、
そう簡単に修正出来やしない。
修正しよう。
直そうとするから、
無理が生まれて”演じる”ことになる。
修正しなくても良いから、
自分の”問題点”となるところは、
しっかりと自覚して、
「コントロール」していかなくてはならない。
気が弱かろうと、
気が強かろうと、
根気が無かろうとあろうと、
口下手だろうが、
饒舌だろうが、
そんな自分を素直に表現しさえすれば良い。
人の性格なんて、
時によって良しとなり、
時によって悪しとなる。
大切なことは”素直に出す”こと。
そうすれば、
”悪し”となる場面では誰かが注意をしてくれる。
大切なことは、
ここでもまた”素直”な気持ちで注意を受入れること。
これがポイントになってくる。
ここで、
『生意気なことを言うようですが‥‥』とやる若者もいるが、
「生意気なこと」と自覚しているなら口に出さないことだ。
こんな原理原則も解らないようでは大人とはいえない。

誰かが注意を促してくれる。
それは、
紛れもなく、
素直な君を、
その人がそのまま受け入れてくれているということ。
後は、
その場その場のコントロール力を、
経験を重ねながら身に付けていけばよい。

これがやれるようになると、
生きる上でとても楽になる。
なにしろ「自然体」そのままなのだから。

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