《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-28-
私はセミナーで『頑張っちゃいけません!』
こう言っているんですけど、
中には、
『頑張れ!』ということで、
自分の意志気(意識)をコントロールされている方もいますが、
言葉の「原理原則」からいっても、
”頑張る”というのは、
「我を張る」という語源からきている言葉で、
決して前向きに使う言葉ではないから。
それに、
私達の身体、
特に、
脳のメカニズムは、
こうした意識的に刺激を与える言葉には、
実は、
たったの5%しか認識していないそうである。
つまり、
脳が使うエネルギーの内、
『頑張るぞ!』とか、
『出来ることをやるぞ!』とか、
『負けるもんか!』といった意識は、
たったの5%しか伝わっていないということ。
残りの95%の内、
20%は脳の維持修復に使われ、
75%は”無意識活動”に使われるそうである。
だから、朝礼で『やるぞぉ~!』と大声出してても、
継続性が伴わない。
だから、
”出来ること”ではなく「やれること」を!
「やれること」は無意識に”出来る!”。
”できること”をと取り組むと、
脳は「結果」を追い求めるようになる。
目的意識を持つとは、
目指す目標や目的を追い求めることではない。
ゴルフでもそうだが、
80を切ることを目標や目的にすると、
必ず、
途中で計算が入る。
そういう時は、
間違いなく目標に到達しない。
大切なことは、
目標や目的を意識することではなく、
目の前にある「やれること」だけを意識すること。
こんなところにも、
私達は大きな”思い込み”をしてしまっている。