《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -100-
今の時代に”価値”という基準は存在しない。
いや!
永い目で見たら、
”価値”というものは世の中の変化とともに変わり、
永遠に存在していかないのかもしれない。
ビジネスにおける経営も同じだろう。
この世の中に”完全”なものは存在しない。
ビジネスでいうなら理想的な経営、No.1を目指す経営。
これは、
完璧な理想型が存在するという前提で考えられていたこと。
例えば、
バブルの頃のインフレ経済を前提としたなら、
量販店を代表していたあのダイエーの戦略が理想的だった。
つまり土地や店舗を借金してまでも調達し、
その値上がりで含み資産を拡大させた経営方式。
でもバブルが崩壊すると、
含み資産は含み損となって広がった。
このように外部環境の変化で、
理想とする形は常に変化していく。
恐らく企業経営も店舗運営も”陳腐化との闘い”だろう。
だから、
「これがこの店の”価値”です!」と、
それこそが差別化と思い込んでやっていると、
環境変化で受ける打撃は人一倍重くのしかかってくる。
そんな中でも別の企業はバブルの頃でも無理をせず、
土地も店舗もレンタル方式で、
自社の”やれること”だけに愚直に取組んでいく。
いつも目の前の変化を見据えて。
今の時代は、
競合他社が競争相手ではなく、
身の回りに起きている”変化”が競争相手だ。
”意志力”の使い方を間違えると、
「陳腐化」の始まりにも気付けないかも?