第1,880号・ブログ

《“ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》

「私達は多くの“思い込み”に左右されている!」-6-

 

今日は日常でのお話を。

先日、

某P業界の社長さんと他店の視察に同行した。

『先生は他店視察をされる時、どんなところを見られますか?』

『私達は今までの習慣で新台機種の稼働状況を見たり、

お客様の入り状況を見たりしますが、

先生のセミナーを受けてから、

その視点はどこか別のところにあるような気がして・・・、

それで今日はご同行をお願いしたんです』

 

この社長さんのいわれるような項目も確かに必要ではある。

でも、

見るべきところは全く別のところに。

 

私がMcにいた頃、

よく言われたのが、

『他店の売上やお客様の入り状況など見ても

なんの役にも立たない!』

そうですよね。

そのお店がどれだけ賑わっているか?

それはそのお店のことで、

例え、

その「やり方」を全て真似たところで、

決して同じ結果が得られるわけではないから。

 

視察先の店舗につくと、

社長さんは足早に店内に入ろうとした。

私が、

『私は外から・・・』

こういうと意外そうな顔をされ立ち止まった社長さん。

『ゴミの状態ですか?』

私が首を横に振ると怪訝そうな表情で付いて来られた。

駐車場に行って、

『利用客の車の停め方を見るんです』

『ホラ!あの車、ラインを跨いで停まっているから、

3台入れるのに2台しか・・・』

『お店の管理者は気付いているんですかね?』

こういうところに気付けていない店舗というのは、

売上が上がっていても、

利益が上がっていないんです。

 

こんな調子で、

いつもとは全く違った視線での視察に、

社長さんはうなずかれながら

盛んにメモをとられていた。

こんなところにも“思い込み”というものがある。

それは、

小さいけど、

確実に利益を損ねている。

小ちゃな“思い込み”が大きな損失を生む。

どんな損失?・・・・。

それはお考えください(笑。

 

 

 

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