《“ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの“思い込み”に左右されている!」-3-
昔から、
サービス業ではお客様のために!とか、
お客様目線で!
私の時代などは“お客様は神様です!”と教育されてきた。
笑顔作りを一生懸命練習して、
売場に出る前には、
鏡の前でさらに最終チェック。
まるで、
仮面を付けてから舞台に登場していくかのように。
でも、
もうこうした演技は通じない世の中なんですよね。
SNSの普及で、
演じられない社会になっているから。
お客様のために!
こういう姿勢で仕事に取組むと、
必然的にその結果、効果を求めたなるもの。
妻に誕生日のプレゼントを贈る時など、
『これなら喜ぶだろう!』と贈ったモノは必ず外れる。
でも、
自分が懸命に歩いて探したモノ。
喜んでくれるか?どうかなど考えずに、
『これを贈りたい!』と思って贈るモノはなぜか伝わる。
仕事も同じなんです。
お客様のために!ではなく、
ひたすら自分の仕事に取組む姿勢で、
その想いが伝わるんです。
『この子、一生懸命やってるなぁ~』
『健気だなぁ~!』
そんな姿勢しか、
お客様には伝わらないのです。
なぜなら、
私達は、
サービス業の従業員とお客様との関係性の前に、
“人としての”関係性が存在するから。