《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「人生”やれること”を悔いなくやり続けよう！」　－33－

『私はこういう生き方がしたい！』
『私は将来にこういう夢を持っているんです！』
こう語りながら、
何もしない人が多くいる。
私は”夢”を否定するようなことをよく語るが、
決して、
夢否定論者ではない。
私にだって”夢”はある。

どんな”夢”かって？

それが”夢”だから、
よく覚えてないんだよね。
現実では考えられないようなことだったり・・・。
だから、
『実はさぁ～
昨夜、こんな夢を見たんだよぉ～』と語りかけると、
みんな身を乗り出すように聞いてくれる。
将来に自分が描く夢も同じだ。
私も20代の頃は、
仲間と将来の夢を語り合いながら、
何回、
徹夜をしてしまったことか？

でもよく考えてみれば、
今、
自分が”やれること”は何なのかが全く理解していなかった頃、
当たり前といえば当たり前の日々だったかもしれない。
また、
それが若さという
素晴らしいところだったのだろう。

でも、
”夢”ってそうして、
自分の願い事を描くようなことなのだろうか？
人生を60数年生きてきて、
実は、
”夢”はそんなところに存在しているのではなく、
「夢は今やるべきことのために在る！」と感ずるようになった。

つまり、
描いてても描き切れないような、
今この瞬間を、
懸命にやれることだけを見つめて、
生きていると、
いつの日か、
『もしかして・・・これが俺の”夢”だったのか？』
こんな日が来るような気がしている。