《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「人生”やれること”を悔いなくやり続けよう!」 -31-
よく『自分の人生を変えたい!』という人がいる。
私のセミナーにも、
時々、
そういう人が受講されるが、
”自分の人生を変える!”ってどういうことなのか?
恐らくは、
『自分の思い通りにいかない人生を、
自分の思い通りに行く人生に変えたい!』
こういうことだと思う。
そんなこと不可能なのに。
本屋に並ぶ書籍を見ると、
「人生を変えるにはゴール設定が大切!」とか、
「人生を変えるには見取り図を描き直せ!」とか、
そんな感じのタイトルの本が並んでいるけど、
私は、
そういう部類のものを全く信じていない。
ましてや、
夢は叶えるためにあるとか、
夢は諦めなければ必ず叶うとか、
そういうレベルのものは、
全く信じないことにしている。
私達の生きていく未来に、
夢や希望などというものは存在しない。
在るのはただ一つ。
それは「可能」という二文字だけ。
「可能」だから、
良い可能もあれば、
悪い可能もある。
いま目の前が、
少しばかり好転していて、
自分の考えるとおりに近く事が運んでいても、
いつまた、
頭を抱えてしまうような出来事(現象)に出くわすか?
そんなことは誰にも判らない。
だから、
いつも私は、
若い人達にこう言っている。
『目標は定めても追いかけるな!
ましてや、
夢など持ってそれを追い求めようとするな!
ただただ、
目の前の”やれること”だけを愚直に懸命に取組め!』と。
”夢”はそんな人にだけ、
突然、
必然的に現れる。
『これがもしかしたら俺の描いていた”夢”なのか?』と
静かに感ずるが如く。
自分の人生を変えたいと思っているのは、
今の自分の人生に満足をしていないということ。
”満足をしていない!”ということは、
自分が
自分の人生に満足のいく取組をしていないという証に過ぎない。
もし今、
自分が”不幸”と感じているなら、
それはあなたが”不幸”なのではなく、
足元の「幸せ」に気付けていないだけかも?