第2,681号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「人生”やれること”を悔いなくやり続けよう!」 -22-

 

パスカルは「人間は考える”葦”である」と教えてくれたけど、
間違っても、
「人間は悩む”葦”である」とは一言も言っていない。
行動を起こせる人は、
この”悩む”と「考える」の違いも心得ている。
日常生活で、
『チョッといま・・・”悩んで”いてさぁ~』と、
この”悩む”という言葉を軽く口に出すようなことをしない。
必ずこういう言い方をする。
『それについてはいまいろいろ”考え”ていてさぁ~』と。

「考える」とは、
目の前の問題や課題を解決するために、
原理原則の中から、
自分自身が”やれる”ことを、
一つひとつ”考えだしていく”ということ。
反して、
”悩む”とは、
自分自身の行動に結びつくことのないように、
言い訳を、
さも理由のごとく並べて、
何もしないで、
目の前を状況が”変わったら良いなぁ~”と、
思い描いているだけの行いを指す。

”悩みたい人”になることは至極簡単なことだ。
まずは、
”出来るか?出来ないか?”で考える。
そうすると、
結論結果ばかりを優先して思い描くから、
いま目の前には無いことばかりが浮かんでくる。
だから、
自分自身の足元に意志気(意識)が向くことは無い。
自分の行動基準で思考が働かないから、
心の状態は、
思い描く夢のようなことと、
現実のギャップの中で堂々巡りを繰り返していく。

”行動を起こせる人”は、
どうすれば、
”悩み”の中に自分を落し込めるか?
こんなことも良く認識している。

つまり、
”行動を起こせる人”というのは、
単に前向きでポジティブだというわけではない。
ポジティブな人だから、
”行動を起こせる”のではなく、
”行動を起こせる”から、
ポジティブな人といわれるので、
”行動を起こせない人”とは、
こういうところの「原理原則」が理解できていないだけ。

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