第2,451号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
私の後悔から生まれた教訓”人生の目的”はここにあった!”-55-

 

「人生の”目的”」を追い求めるあまり、
人生の”落とし穴”にはまる人も多くいる。
「人生は熱く生きなきゃいけない!」
「人生とはこうあるべきだ!」
特に、
「世のため人のために役立つことが人生!」
これなど、
もう自分の人生というか、
”生き方”そのものが芝居じみた世界のようになって、
完全に自分を見失っていく典型。
現に、
「誰かの役に立つ!」
「世のため人のために!」と口にしている人ほど、
自分勝手で、
上から目線の人が多い。
だから、
自分でとった行動は、
身勝手にもどんどんと置き忘れていき、
自分じゃない自分を演じていることに全く気付けていない。
ハッキリというが、
人生はそんな綺麗ごとでは進めない。
一人ひとりが、
自分の人生を懸命に生きていくだけで精一杯なはず。
自分の人生を精一杯生きていない人間が、
得てしてこういう言葉を口にする。

過去に私の受講生でもそういう人がいた。
自分が生活に困り、
市民税も滞納し困窮して、
私にお金を借りた。
それはそれでよい。
貸したら返ってこないモノと、
はなっから覚悟していたから。
ところが、
その返し方が疑いたくなるほど酷かった。
最後の返済振込があった日に、
メールが1本。
『先生ありがとうございました。助かりました!』
たったこれだけ。
なにも手土産持ってこいとは言わないが、
せめて逢って一言あるのが礼儀というもの。
こういう人が、
人の前では、
世のため人のためを口にしている。

「人生の”目的”」を見つけるには、
一にも二にも、
”素”になって生きることだ。
先生と呼ばれる人間は・・・・「先生らしくなく人間らしく」
社長と呼ばれる人間も・・・・「社長らしくなく人間らしく」
そうしないと、
演じている先に待つ、
大きな”落とし穴”にはまることになる。

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