《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
私の後悔から生まれた教訓”人生の目的はここにあった！”　－8－

人生や仕事を無我夢中で取組める人と、
そうでない人の差はどんなところにあるのだろうか？
私の友人の一人で、
私の受講生の一人でもあり、
付き合いはもう15年になる女性がいる。
彼女はごく普通の主婦。
結婚したての20代の頃は、
『どうして私ばかり家のことをしなくちゃいけないのか？』と、
毎日の生活を
そんなふうにとらえていたそうである。
今は、
お子様も高校生になられたが、
その頃は、
子供のオムツを替え、
掃除に洗濯、
買い物に食事の支度と、
毎日がコピーされた資料のように決まっていて、
それでいて、
家族からは評価も無ければ、
時折、
夕食のおかずに文句が出るくらい。
彼女は最初、
そんな生活に不満を感じていたという。
話を聞いていると、
私も妻にお礼など行ったことが無く、
そんな彼女の言葉は至極当たり前に感じた。

現状をどう捉え、
どう感じるか？
私達の考えや行動は、
全てがそこから始まる。
そんな感じ方を変えなさいという人もいるが、
人は、
感情をコントロールすることなど不可能なこと。
それを変えられるのは、

私達が持つ”意志力”だけ。
私達を動かすのは、
「意志」という方向指示器だけが、
私達の行動を導いているから。
家事をつまらない仕事と感ずるのではなく、
『家族のために
サポートしている素晴らしい仕事と感じなさい』などと、
難しいことは言わない。
そんなことは一時的な変化しかもたらさないから。
そうではなく、
自分自身で、
取組む仕事に”知恵と工夫”を取入れることだ。
そういう”意志”の動きからしか、
自分の心に、
それに取組む変化は生まれてこない。