《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「未来はチョッとしたことで変えられる」　－5－

親父からいわれたチョットした一言。
それは、
『失敗を繰り返しながらどんどん下手になる、
そんな頓智のようなことなど世の中には一つも無い』。

この言葉は、
私が「原理原則」という言葉を知った、
最初の言葉でもあった。
『考えてみろ、
言葉をしゃべれない赤子が、
最初は何を言っているのか解らないようなしゃべり方でも、
どんどんおしゃべりして、
それで、
どんどん話す言葉が解らなくなる赤子など
病を背負った子以外にいるか？
野球を始めたころ、
最初はキャッチボールもできなかった子供が、
どんどん失敗して、
最後には、
緩いボールも取れなくなった子供などいるか？』。

若い頃の私は、
人には、
それぞれに、
努力しなくても、
身に着いた才能や能力があると思い込んでいたのかも？
ある人間には、
頭の良さという才能が、
ある人間には、
話し上手という才能が、
また、
ある人間には、
文章能力という能力が、
生まれ持ってあるものと、
思い込んでいたところがあった。
だから、
その半面で、
自分の才能や能力はどこにあるのか？
これが見つからずにモヤモヤしていたのかも？

でもそんな親父の言葉も、
すぐに忘れ、
やっと思い出したのは、
それからまた何年も過ぎてからだった。

でも、
それからは、
『何か始めたら絶対に100回（日）はやる！』と決めた。
最初は嫌だった友達の結婚式の司会も108回。
人前で話すと、
極度のあがり症だったから朝礼などは大嫌い。
でもそれも自分から進んで100日連続で、
ブログは・・・今日で2,316日連続だ。

そしていつしか、
”苦”にはならなくなっていった。