第2,305号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」  -19-

 

部下のダメな点を指摘するよりは、
部下の良いところを指摘することという人がいるが、
これも限度というものがある。
明らかに問題点があり、
それが結果の現象に出ているとしたら、
そんな中から、
無理に良いところを見つけ出して
褒めてやる必要もない。
大昔、
それぞれのモチベーションを高めるためといって、
お互いの良いところを書き出して、
発表するといった研修があったけど、
こういうのは、
学校組織の中ぐらいに留めておいたほうが良い。
言い換えると、
結婚式で、
新郎新婦を褒めちぎるスピーチほど、
聞いている人はほとんどいないのと同じ。

部下の良いところを探し出して褒めるよりも、
部下本人が、
取組んだ仕事に対して、
具体的に何を”やったか?”を明確にすること。
願わくば、
その作業は、
部下本人に取組ませ。
『おぉ~!ここで〇〇に取組んだのは良かったな!』
『でも問題はその”やり方”だ!
写真やイラストがあったら
なお良いものになったんじゃないか?』

つまりは、
結果に対して、
部下がどんなアクションをし、
それを過去にさかのぼって検証できるような、
仕組みを部下と共に作成していくことこそ、
部下の育成は元より、
部下との人間関係を構築する上で重要な要素といえる。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー