《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛 (ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」 -18-
昨日のブログで「なぜ?」という問の無意味性をお伝えしたが、
例えば
良く遅刻をする部下がいるとしよう。
遅刻をしてきた部下に、
多くの管理職は、
『なんで?遅刻するんだよぉ~?』と、
その訳を聞き出そうとする。
続けざまに、
『二度とこういうことが無いようにしろ!』と、
その結果現象だけを変えようとすると、
部下は、
『私の意識が不足してるんです』
『私の責任です』と、
その場の自分を守ろうとする。
こういうのは、
自己反省ではなく、
”自己批判”になり,
根本的にはなんの解決にもならない。
結局は、
遅刻が治らず、
思い余った部下は退職届を手にしながら、
『申し訳ございませんでした!』と、
何も解決しない現象に対して、
自ら辞めることが責務の果たし方と勘違いしだす。
大切なことは、
「なぜ?」部下が遅刻をするか?ではなく、
「どうしたら?」
部下が遅刻をしなくなるか?
この一点こそ、
お互いが追い求めるものということ。
「なぜ?」の追及は、
部下のやる気を挫き、
結局はなにも得れないことの方が多くある。
明日のブログでは、
もう少し具体的に部下との向き合い方を。