《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生”死ぬこと”以外はみんなかすり傷だ!」 ー16-
SNSで世の中は便利にはなったが、
その代わり今の時代は他人との関係性が希薄になり、
付き合い方は表面的なものばかり。
引越しをしても隣近所に挨拶なんかしない人も多くなった。
だから集合住宅に不審者が入り込んできても判るまでに時間がかかり、
犯罪につながっていくケースも増えてきた。
会社の中ではパワハラを怖れて「愛の鞭」を使える管理職が少なくなり、
『こんなことやっているとこいつはダメになる』と判っていても何も言わない。
道端でうずくまっって苦しんでいる人を見ても、
『何かに感染しているのかも・・・?』と声すらかけない人と同じだ。
どことなく”孤立化した社会”がそこに在るような寂しい時代になっている。
こんな環境下で生きている私達だが、
こんな時代だからこそ、
たまには誰かに「手書きの手紙」を書いてみることだ。
先日、
定年退職をした後輩に「手書きの手紙」を出した。
私のセミナー受講生でもあるので、
セミナーの時の想い出や、
彼との出逢いを思い出しながら綴っただけの手紙だったが、
H君は本当に喜んでくれた。
大手保険会社で役員をされていた彼だが、
『退職して3カ月も過ぎたら誰からも連絡が来なくなりました。
先生からこんなお手紙を・・・それも”手書き”でいただけるとは・・・』と、
本当に喜んでもらえた。
でもこれは私にとっても素晴らしいことだった。
心静かに過去と向き合い、
H君との関係性の中から自分自身の「自省」にもつなげられ、
こんな”孤立化した世の中”で自分自身が「心優しく」なれたこと。
何でもかんでも、
メールやラインで済ませるのではなく、
たまには相手の声を聞きながら、
そして、
時には意識して「自分と向き合いながら」他人と接してみることだ。
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