《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分は心が”折れ易い人か折れ難い人”か?」 ー41-
私達が絶対に避けることが出来ないもう一つの”過去”はどうする?
私にもある。
忘れたくても忘れられない辛い思い出が。
そして苦しい過去の”出来事(現象)”がいくつも思い出されてくる。
私にこれを教えてくれたのは恩師の一人である、
新入社員時代の上司であるT課長だった。
ここでは細かな話は避けるが、
私は18歳で某大手百貨店に入社して2年経過した20歳の夏に、
恩師を裏切るようなとんでもないことをやらかしてしまった。
その”出来事(現象)”が、
自分自身に何を気付かせ、
何を教えてくれようとしていたのか?
それに気付けたのは、
その”出来事(現象)”が起きてから16年も後になってからだった。
その時、
すでに恩師であるT課長は黄泉の国に旅だたれてしまった後だったが、
課長が残してくれた直筆の一筆にこう記されていた。
「過去の出来事は何人たりともそれを変えることなどできない。
でもいまをどう生きるかで、
その過去の出来事がどんなに忌まわしいことであろうとも、
その”意味付け”を変えることは誰にでもやれる。
足元を見据えて自分を律して今を懸命に生きろ!(全文)」
この話は私の愚かな経験談としてセミナーや講演で、
この歳になってやっと語れるようになったが、
これこそが「”意味付け”を変える」という課長の教えだったのかと、
今さらながらに涙と共に感謝の念に駆られ時がある。
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