《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「”悩み”を考える！」　　－３２－

世の中に”悩み”を持たない人はいないというが、
そんなことはない。
自分が思い描くとおりにならないことを”悩み”。
自分の力では今すぐにその状況を変えられないことを”悩み”。
困った状況に陥っていってしまった時に抱く感情が”悩み”。
こんなふうに受け止めているなら、
それは大きな間違いである。
私は人様から『先生の”悩み”はなんですか？』と聞かれると、
必ず、
『”悩み”はありません！』と応える。
こういうと、
極楽とんぼのように思われるかもしれないが、
世の中の人が
”悩み”と思われているようなことを、
私は「課題」と受け止めているだけ。

”悩み”を「悩み」のままにしておくと、
明るく前向きに生きていけないような気がする。
だって、
目の前のその状況を変えよう。
その状況から逃れようとするから、
必ず、
動きがそこで止まってしまう。

”悩み”は、
それを心に受け止めたまま前に進めなくする。

私はいつもセミナーで言っているけど、
五体満足で健康であれば、
まずは”悩み”など生まれるわけがない。
だって、
”悩み”とは、
「どれだけ時間をかけても、
どれな方法を用いても、
今の目の前の状況を変えることができない有様」と
理解しているから、
そんな状況下に置かれている人達というのは
極限られているはず。
それに比べたら、
私が向き合っている内容など、
必ずどこかに解決への糸口がある。
その考えからすれば、
66年生きてきて、
「課題」は山ほど与えられたが、
”悩み”というような状況には
人生で一度も出逢ったことがないといえるかも？