《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「入社5年未満の君に”人生と仕事”をもう一度振り返って!」 ー20-
今世の中では「ワークバランス」という言葉をよく耳にする。
でもこれを何か勘違いしてしている人が非常に多くいる。
この言葉は、
残業を減らしたり、
休日出勤を減らして、
”プライベートな時間と仕事の時間のバランスを良くしましょう!”
そういうことを言っているのではない。
これは、
自分自身で取組むビジネスワークと、
プライベートタイムの「セルフマネジメント能力」のことを指している。
ご存じの方も多いと思うが、
あのアマゾンでは、
つい数か月前に「在宅勤務(テレワーク)」を全面廃止した。
過去にもこれと似たような事例は多くある。
あのソニーでは、
”全社役職呼び廃止”を実行し大きな反響を呼んだが、
1年も持たずにその制度は無くなった。
聞けば、
年長者や先輩への礼儀・礼節に大きな歪が出て社外からも批判の声が上がったことが原因と言われている。
最近は「フレックスタイム制」を導入する企業も多いが、
中には”コアタイム”も設けず、
全てを従業員に任せ自己管理させている企業も多くある。
その制度自体は決して悪いことではないが、
こういう制度を導入するには絶対的な条件が一つだけある。
それは従業員の「自己管理能力」が役員レベルで高いことが求められる。
このレベルが維持されていない企業組織でこういうことを取入れると、
従業員の「時間管理意識」が麻痺して、
社内だけならよいが、
他社取引先との関係性が揺らぐような事態も多く起きている。
世の中がどんなに変わろうと、
私達人間が仕事をして生活をしていく中では、
変わることのない「原理原則」というものが必ず存在している。
それが先に挙げた「人生観」の確率であり、
従業員の「人生観」が会社の「経営理念」と近ければ近いほど、
その組織は素晴らしい「関係性」を築けている。
ここに「企業は人なり」という言葉の本質がある。
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