《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -27-
先日、
某顧問先で管理職とその部下の人がこんな会話をしていた。
上司:『A君明日の夜は空いてるか?』
A君:『はい!空いてます』
上司:『良かった!接待だから頼むよ一緒に!』
A君:『・・・・・はっ・・い』
これで明日の夜は上司のお伴をしなくてはならない。
返事を直ぐに返さないA君に、
その後、
『さっきはなんで返事に困ったの?』と尋ねると、
『チョッと体調が悪くて・・・お酒も苦手だし・・・』
でも、
こうなるともう断れる雰囲気ではない。
それから、
こんなことも。
取引先からの電話で、
取引先:『例の商品を今週中に納品できませんか?』
すると、
電話を受けた従業員が、
『はい!承知しました!』と電話を切ってから、
上司に報告した。
人間関係って、
こういうチョッとしたところから崩れていく。
最初の事例なら、
『明日空いてるか?』と聞かれたら、
『ハイ!』と即答する前に、
『何か?』とチョッと牽制球を投げることだ、
もし体調が悪かったりしたら、
それを聞いてから、
『すみません昨日から体調が思わしくなくて・・!』と返しても
遅くはない(単純に好き嫌いで逃げるのはNGだが)。
次の事例は問題外。
『はい!承知しました!』といったら、
こちらは、
『ご希望は承りましたので確認します』という意味で言ったんですでは通用しない。
この場合は、
『何とかなると思いますが、念のため確認の上で後ほど〇時までにご返事させていただきます!』というべき。
こんな些細なことも、
「関係性」の上では重要なポイントの一つになる。