第2,208号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -92-

 

職場という組織には、
それは多くの異なるタイプの人が集まってくる。
まさしく、
100人いれば100通りの人達が。
その人達がお互いの立場で、
それぞれに想いや意見を交わす時、
そこには少なからず”摩擦”が生まれる。
これも「摂理」。
大切なことは
そこに「礼儀・礼節」というものを
互いに持ち合わせているかということ。
これを失わなければ、
”キレた”ことにはならない。
だけど、
この「礼儀・礼節」を欠いた”キレ”は、
間違いなく己の保身でしかない。
人は保身に走りだすと、
何も見えなくなっていく。
見ているのは、
自分の利益と自我だけ。

いくら”キレても”自分を救うことはできない。

毎日毎日、
残業続きで、
人を人とも思わない上司の言動。
あれこれ小間使いのようにこき使う上司。
結果が出ないとその責任の全てを擦り付けてくる上司。
逆に、
毎日何度言っても遅刻してくる部下。
『つい!』が口癖で自分のミスを毎回正当化しようとする部下。

こういう部下や上司に、
『もうぉ~!いい加減にしろ!』と、
”キレる”ことで、
自分を上司の無謀さから救おうとし、
自分を部下の無能さから解放しようとするのが
”キレる”人の特徴。
言い替えると、
それまでため込んできたストレスを一気に噴き出し、
詰められた自分の状況から解放しようとする行為。
けれども、
それで本当に自分が救えるのかといえば話は別。
実際には、
その感情の爆発があまりにも突然で、
強引で自分勝手で反理性的であることに気付けていないから、
知らず知らずに周囲の人の信用・信頼を失い、
ますます窮地に自分を追い込んでいることに気付けない。

では、
どうすれば”キレる”という行動から解き放たれるのか?
それは明日のブログで!

 

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