《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー244-
私達人間は”感情の動物”と言われているが、
正しくそれを言うなら、
「感情を統御し得る動物」であると言い直すことが出来る。
では「統御し得る」とはどういうことか?
それは我慢することでもなければ、
無理をすることでもない。
「統御する」とは、
「意とするままに操る」ことを意味している。
この「感情を統御する」に必要なものが、
いつも私のセミナーでもお話しさせていただいている、
「意志力」になる。
「意志力」とは、
”意思”とは全く異なる、
「意志」であることを理解しなくてはならない。
”意思”とは、
自分が”感じるままに受け止めて浮かび上がる思考”のこと。
つまりそこには”感情”の支配力が強く働く。
好きとか嫌いとか、
得意とか不得手とかで、
目の前のことに対する「やる気」が支配される。
大切なのはここからだ。
ここで自分の「意志」を使って、
その後に続く「思考」を、
行動と直結させて生み出すことを「やるか?やらないか?」だ。
”意思”は”考えや思いを感じるままに指す”のに対し、
「意志」とは、
「考えを行動に移すか移さないか」というところに直結している。
この”意思”と「意志」の違いは、
自分自身の未来に在る「可能」に大きな影響を及ぼしてくる。