《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー234-
「有難う」という言葉には2つの意味が在る。
その一つがこれ。
「有難う」の”有る”は「在る」に通じて、
「在るは難しい」・・・・つまり、
「人は決して一人では生きられない」ことを示している。
お互い世の中は助け合い、
支え合ってそれぞれが生かし合っている。
かりそめにも自分の意志気(意識)の中に、
『あいつが気に入らない』
『あいつが憎い』などと思い込んでいる人がいるとしたら、
それはもう「人に非ず」だ。
目の前に現れる「人」の全ては、
それは”自分と同じ「人」”であることを意識し、
生きている「命」そのものにまずは敬意を示すこと。
これが人間社会における「人間関係」の第一歩だ。
たとえ相手がどう出ようとも、
全てはこちらの「受け止め方」で全てが決まること。
人にはこうした「菩薩観音の意識」こそが不可欠である。