《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー201-
”見せかけの利他”は捨てろ。
”見せかけの愛情”は伝わらない。
『世の中に役立つ人間になろう』
『誰かの役に立つ仕事をしよう』
『周囲から必要とされる人になろう!』
こういうことを口にする人間は腐るほど多くいる。
多くはいるが、
そのほとんどは”見せかけ”の利他や愛情だ。
周囲に向ける「利他」の姿も、
誰かに向ける「愛情」の気持ちも、
まずは、
自分自身の中に、
自分が「活きているという”命”」に対する感謝と、
それに対する尊敬という、
自然(じねん=必然を理解した心の状態)の意識がまず、
己の中になくてはならない。
自分が置かれている環境や条件に不満を言いながら、
自分が取組む仕事やスポーツを通して、
『周りを元気にしよう』などとは、
おこがましいの極みでしかない。
本当に「利他」を意識して生きている人は、
「利他」という言葉を軽々しくは口にはしない。
本当に相手に対して「愛情」のある人は、
軽々しく『愛してる!』などとは口にしない。
自分が向き合う人生や仕事に、
敬虔(けいけん=敬い慎む気持ちの深い様)な気持ちを持ち、
常に感謝を忘れずに日々の生活に向き合うことだ。