第5,077号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー152-

 

本能心”と「理性心」。
同じ「」でもこの違いはどこに在るのか?
これはどちらが良くて、
どちらがダメというお話ではない。
本能心”とは、
私達の肉体生命の生存を確保するために存在している。
つまりは、
人が動物的方面での生存と生活に必要な作用を、
この「」は司っている。
代表的なものを挙げるとするなら、
食欲、睡眠欲、性欲の他、
私達の肉体的な欲求から発生する各種の欲望行為。
また”感覚念”から生まれるもの、
闘争心とか競争心、
復讐心、憎悪心、猜疑心に嫉妬心などで、
これらは、
動物が本来持つ特有の”低級心情”と言われている。
対して「理性心」とは、
事物事象に対する推理推考を司る」をいう。
先に述べたが、
どちらが良くてどちらが悪いという話ではない。
本能心”と「理性心のバランスこそが大切であり、
理性心」が”本能心”を統御する力は兼ね備えてはいない。

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