《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー146-
天風哲学で薦める「積極的精神」に反して、
私達の「心(脳)」の中には、
”消極的精神”というものもまた存在してくる。
その”消極的精神”の元凶となる「10の心根」というものがある。
①.怒り(感情だけで思い通りにしようとすること)
②.悲しみ(いつまでも悲しさを引きづっていくこと)
③.恐れ(やりもしないで出来るか?考え込むこと)
④.憎しみ(感情に振り回され相手だけを非難すること)
⑤.嫉妬(自分だけ良ければいいということ)
⑥.妬み(羨むこと)
⑦.悩み(懊悩(おうのう)すること)
⑧.苦労(苦しい辛いと感じること)
⑨.煩悶(はんもん=一人で悩み苦しむこと)
⑩.迷い(勇気をもって一歩が踏み出せない情けなさ)
この中のいずれかが「心(脳)」の中に蔓延りはじめると、
私達の意識は、
どこかで”消極的方向”へと必然的に向いていることになる。