《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー102-
「人おのおの運命(さだめ)に活きる人世なれば
心おおらかに 過ごさんものを」
この天風先生が作られた詩は、
人生にでは、
私達には瞬間瞬間的に目の前にさまざまな出来事が現れ、
私達の「心」に刺激を与えてくる。
それをどう受け止めるかで私達の次のステップが決まる。
誰かの放つ言葉一つに傷つく人。
落ちこむ人もいれば悲しむ人もいる。
反して、
その一言で明るくなる人もいれば、
励みにしていく人もいる。
積極的意識で受け止めるのも自分なら、
消極的な意識で受け止めるのも自分。
この「原理原則」を理解すれば、
誰が何を言い放とうが、
自分自身で全てはコントロール可能になって来る。
私達はとかく、
自分が落ち込むような言い方や言葉を他人から受けると、
自分自身を振り返る前に、
対手のその言葉や言い方に意識が向いて、
他人への批判や指摘をしたがる傾向にあるが、
そういう意識や姿勢は、
目の前の現象を変えることには何の役割も果たさない。
「人生は全てが”自分”」でしかないのだから、
この言葉は自分の「心一つ」で、
いかようにもなるということを教えてくれている。
「心おおらか」に生きるも否も自分次第だ。