第5,027号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー103-

 

不運から心を離す
この言葉も私の生き方に大きな影響を与えてくれた。
長い人生ではいろいろなことが起こる。
病にも見舞われる。
経済的な苦しみもやって来る。
人間関係で悩まされることもある。
こんな時は、
ついついそのことばかりを考えがちになり、
『こりゃぁ~何とかせなやぁ~!』と焦り勝ちになる。
そんな時は「心を離す」ことだ。
天風先生はこのことについて面白い表現をされている。
病や運命から自分の心が離れている時、
その人は病人でもなければ運命の悪い人でもない。
例えば、
ぐっすり眠っている時は人は何も知らない。
何も知らない人に病もない。
目が覚めてはじめて自分は病だと気付く
まるで禅問答のような話だが実に解り易い。
人間関係も同じこと。
どうしても合い交えない人がいる時は、
その人とは「心の関係を断ち切ればいいだけ。
心の関係」を断ち切れば、
相手がどんな存在だろうとそれはただの姿形を見ているだけ。

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