第5,025号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー101-

 

」で大切なことがもう一つある。
世の中には宗教的観点から、
菜食主義の考え方を持つ人も多くいる。
天風哲学では、
こういうことに対する向き合い方にも、
大切なのはその「在り方」にあると説いている。
それは・・・「自然回帰の精神」だ。
世の中では、
環境問題から「」に対する取組みをしている人もいるが、
忘れてはならないことは、
人は自然の中に自然の力でその生命を活かしている」こと。
生活の中に”便の利”だけを求め、
環境問題を唱えているようでは問題にならない。
『環境は大切にしよう!』と言いながら、
『私達も生きなければならないので・・・・』と、
自身のご都合主義で生活を測っているようではその活動も活きては来ないということ。
環境問題に対し、
自然の中に、
自然の一つ」として生きる私達が「やれること」はただ一つ。
この宇宙空間の生命の全てが、
お互いにその縁を巡り巡って、
お互いに助け合いながら活きている
つまり、
」に対する意識は、
まずそういう「感謝を忘れないことが、
自分達の生命をつなぐうえで最も大切なことだという教え。
その上で私達の「やれること」は・・・・。
ゴミ処理に対する自己管理意識
食べ物に対する大切さと感謝の意識
こういうことの中で真摯に向き合っていくことだ。
菜食主義の人の中には、
『動物は感覚があるから殺して食べるのは可愛そう』という人がいるが、
こういう人達は野菜にも「感覚」があることを学ぶことだ。
こういう「原理原則」を無視して、
やれ動物がかわいそうだからと解かれても伝わらない。

 

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