《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー98-
「人生を難しく考えるな」
天風先生の言葉の中で、
これも私の目を止めた言葉の一つ。
これは決して、
人生を舐めたような軽率な考えで良いと言っているのではない。
人はとかく、
「真理(摂理)」というようなものは、
遠く大海の奥深いところか、
深山幽谷の奥深い山中に在るように考えががちになるが、
「”真理”は常に足元に在る」ということを教えてくれている。
これは、
私達人間も牛や馬、
草花や野に流れる川の水と、
全く同じ「命の源」から生まれ出でており、
そうした、
私達自身の「生命存在」を素直に見つめ、
やたら知識に頼ることなく、
損得を計算しながら行動すような思索の中に生きていないか?
そう自省を促されているような気がした。
この言葉から気付かされたのは、
結局、
私達の人生は「人として活きる」・・・・に尽きる。
「人としての”心”の在り方」こそ、
自分の人生を支え左右する法則の根本だということ。