第4,990号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」       ー66-

 

その昔、
入社試験の中に”IQ(知能指数)”というものが重要な要素として組み込まれていた時代があった。
特に高度成長期の時代を境にこの傾向は強まっていった。
時代が安定し、
変化の少ない時代にはこれで十分だった社会も、
いつしかそれだけでは不十分な時代を迎え、
1990年代の後半頃には、
IQ”よりも”EQ(感情コントロール指数)”というものが重要視されだしてくる。
それもやがて、
デジタル化が進み、
世の中は”ネット社会”というわれるようになり、
世の中の進歩に反して、
人と人との「関係性を築く力弱まり始め
”孤立化社会”といわれるようになった現代社会では、
DQ人間尊厳力指数)」と呼ばれる、
新たな能力指数が求められるようになった。
天風哲学の中ではこれを「聖賢」という言葉で伝え、
生きていく上ではこういう能力こそが大切と説いている。
仕事をする上でもスポーツをする上でも、
単に積極性とかモチベーションと言ったものではなく、
自分の意識の中に人としての気高さ”」を持ちなさい』と。
言葉の上だけで頑張ります!』と、
表面的な前向き姿勢をアピールするのではなく
淡淡として気張ることなく意識を強く持って事に向き合えといういう意味である。

 

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