《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「武士道」を見る!」 ー64-
私達の「心」と「肉体」は、
常に一心同体で、
目の前の様々なことに反応し、
良いも悪いも、
それがそのまま「心」と「肉体」に影響を及ぼしてくる。
自分の思いどおりに目の前のことが進めばウキウキし、
逆に、
自分の望まぬようなことが起きれば落ちこんで、
『どうしよう?どうしよう?』ともがき苦しむ。
「肉体」が受ける影響は、
時間と共に軽減されていくが、
「心」が受ける影響は大きくその爪痕を残し、
いつまで経っても消せないでいることも多くある。
こういうことが起こる大きな原因の一つは、
私達は「心と肉体」=「自己」ともい込んでいるからだ。
「心と肉体」は自分そのもののように見えはするが、
これらは、
私達の持つ”個体生命”を確保し、
維持存続していくための「生命付属物」だと天風哲学では説いている。
私達の「命」が、
この大宇宙に存在する「エネルギー分子(気)」であり、
「心と肉体」はそれを確保存続するための付属品ということだ。