《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー62-
私達人間は”感情の動物”と言われると同時に、
「意識の動物」であるとも言われている。
この私達の持つ「意識」には2つの種類が存在している。
一つは受動的な意識である「無意識」と、
能動的な意識である「有意識」の2つだ。
「無意識」とは、
特に自分自身が意識しなくても、
経験の積み重ねや、
本来持つ体の機能から行動させてくれる動き。
反して、
「有意識」とは、
自分自身で強く”意志”を持って行動する動き。
自分自身が新しい「気付き」を得て成長しながら前に進むには、
この「有意識」が不可欠になる。
これを私のセミナーでは、
「意志力」という言葉で表現させてもらっているが、
「やる!」という強い「覚悟」も「信念」も、
全てはこの「意志力」からしか齎されることは無い。
どんなに辛い過去が在ろうと、
その出来事を変えることは不可能だが、
つよい「意志力」を持って今をどう生きるかで、
その変えることのできない過去の忌まわしい出来事も、
その「意味付け」だけは変えることが可能になる。
私達の「意志力」とはそういう力を兼ね備えている。