第4,985号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」       ー61-

 

平常心」という言葉がある。
目のまえに何が起ころうとも、
慌てず
怖じず
恐れず
急がず
焦らず
いつも「淡淡」とした意識で向き合う。
これを天風哲学では「大定心だいじょうしん)」という。
これをもう少し解り易く言うなら、
目の前の状況に変化が無く、
いつもと同じ状態であるという認識の中で行動するということ。
古い句の中にも同じような言葉あるが
湯上りの気持ちを欲しや常日頃
まさに「大定心」の状態を解り易く形容している句といえる。
でも、
私達の目の前にはさまざまなことが起こる。
そんな時、
まずは、
『どうしよう?どうしよう?』と慌てふためいて、
姿形の無いそれに振り回されないようにはしよう。
天風先生はこんな面白いこともおっしゃっている。
こうして、
『どうしよう?どうしよう?』と自分がそれに振り回されていることが”悩みと考えていることだと勘違いしている人に、
どうしようどうしようと何回口にすればそれが消えて無くなるんだい?』・・・・・と。
正に「原理原則」そのままの言葉である。

 

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