第4,987号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」       ー63-

 

人は、
何か嬉しいことや楽しいことが起こった時にだけ、
感謝」という意識を働かせることが多くあるが、
天風哲学の教えの中に”「感謝の振り変え”という言葉ある。
これは言い換えるなら、
目の前に起きた”出来事現象)”に対する、
自分の「意識)」の向き合い方を教えてくれている。
病に見舞われても、
運が悪いと感じるようなことが続いたとしても、
それを「感謝の意識」で受け止めるということ。
言葉の表面だけを受け止めると、
なんとも宗教チックで戸惑うかもしれないが、
そもそも、
病とか、
自分が不運と感じるようなことが起きたら、
その「原因」をまず振り返ってみることだ。
そりゃぁ~、
誰かの言葉がキッカケだったり、
コロナのような環境も影響するかもしれないけど、
自分自身の、
意識や行いの中に落ち度が無かったわけではないはず。
上司が強い口調で言うのは、
その前に何か言われるような行動を自分がしているから。
コロナ禍でもその病が全く無縁だった人もいる。
その人が対応策に対する意識を高く持って行動していたから。
こういうことは全てが必然」で、
決して”偶然”などというものではない。
不運”と自分が感じるような”出来事現象)”には、
『どこかお前の生き方在り方)に誤りがあるのかも?』と、
その”出来事現象)”が教えてくれているかもしれない。
そんなふうに受け止められたら、
不運”と感じるような”出来事現象)”に対してさえ、
感謝」の意が湧いてくる。
”「感謝のふりかえ”とはそういうことを教えてくれている。

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