《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー41-
「自分」と”他人”をごちゃ混ぜにして生きると、
人生を生きる上で「積極心」を保持するのは難しくなる。
たとえば、
入社して3~4年の新人のような人間が、
『私は必ず取締役になります』と口に出したり、
ことあるごとに、
『会社のお役に立てさえすればいいんです』とか、
『周りの人達が喜んでもらえれば十分です』と口にしたり、
それだけに限らず、
いつも自分の「心」のどこかに、
『あの人だけには負けたくない』
『あの人の言い方が嫌なんです』
『なんであの人が・・・・・・』と、
いつも”他人”が自分の「心」の中に潜んでいる人。
それからこういう人も要注意。
『こんなこと言うと相手がどう思うか?』
『こんなこと言ったら相手が傷つくかも?』
『こんなことしたみんなにどう思われるか?』と、
さも”相手”のことを考えているかのような言葉を吐くが、
実はそれは全てが自己擁護であることに気付けていない人。
「”相手の思い”は相手のこと」でしかないのだから、
自分があれこれ模索したところで価値の無いことだ。
大切なことは、
「清濁併せ呑んで」その中から、
自分自身の「気付き」を拾いながら前に進むことだ。