《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー39ー
天風哲学の中では「心=用具」と記されている。
これは私なりの解釈だが、
ここで天風先生が言われる「心」とは”感情”のことを示し、
その「感情=用具」に”使われてはならない”とある。
これはいつも私がセミナーで話す話だが、
私達は目の前の”出来事(現象)”の全てを、
まずは”感情”で受け止める。
その”感情”で受け止めたことを基盤にして、
次に「思考(考え方)」が決まり、
「思考」が決まると「行動」に移していく。
ところが、
この”感情”だけに振り回されていると、
「思考」が決まって、
いざ!「やる!」という時になると、
また「心」が”感情”に逆戻りして、
『これで大丈夫だろうか?』
『失敗なくできるだろうか?』と、
まだ”やっていない”のに不安に駆られ足踏みがはじまる。
だからこそ大切なのは「精神態度」であると示されているが、
この「精神態度」というものこそが、
いつも言っている、
私達の「意志」がもつ「意志力」のことである。
つまりは「意志気」こそ「意識」そのものといえる。