《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー19ー
私も来年には人生73年目を迎えるが、
決して、
自分自身で『もう73歳だぁ~』と意識したことは無い。
人の年齢というものは、
自分自身でその年齢を自覚するから、
そこにその年齢に沿うようなものがあると思い込むが、
考えてみれば、
自分自身の「意志気(意識)」そのものが、
肉体と同じように73歳になっているわけではない。
昔と違って劣化しているのは、
目に見える肉体だけのこと。
そして、
もう一つ違っているのは・・・・、
「経験と体験」から成る”知識”だ。
これも使い方を誤ると、
肉体だけではなくその中に生きる精神まで老けさせていく。
だから、
80になろうと、
90になろうと、
自分自身の心根にある「情熱」さえ燃え尽きさせない限り、
例え明日、
「死」を迎えると決まっていても、
いまこの瞬間から、
その「死」というものが訪れるまでは、
強く「幸福感」に満ち溢れていられるはず。
それなのに・・・・、
30、40、50で、
目先の小さなことにクヨクヨするのはあまりにも「情熱」が無さすぎる感じがしてならない。
これは・・・・自分自身の経験から学習したことだ。
私達に”年齢”などというものは存在しないのだ。