《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の“在り方”」を見る!」 ー12ー
天風哲学の中では「笑い」という言葉が良く出てくる。
例えば、
「人は怒ることと笑うことは同時にやれない。
それなら”怒る”よりも「笑う」方を選択して生きていこう」
この教えは、
単に、
どんな時にもヘラヘラと笑いながら生きろという意味ではない。
「歓喜の心に悲哀無く 感謝の心に不満宿らず」
これも天風哲学の教えの一つだが、
私はこの短い言葉の中に、
私達が人生を生きる上で大切なことが網羅されていると感じた。
怒ることと笑うことが同時にやれないなら・
「笑う」ことの方に意識を向けていこう。
どんなささやかなコトにも「喜びと感謝」を意識していけば、
”不満”という意識など生まれる道理が無い。
つまり、
目の前のつまらぬことに一々振り回されていないで、
自分自身の足元をしっかりと見据え、
健康であること、
仕事があること、
家族がいること、
仲間がいること、
こういうごく当たり前のことに、
まず「喜びと感謝」を忘れずにという教えだ。
さらにこの教えにはまだ続きがある。